はじめに・ご挨拶

『AlisCoop』は、ライブ配信事業を行う個人・中小事業者による協同組織設立をめざす団体です。
準備会メンバーは現役ライバーから有志で募り、現在総勢96名で活動しています。
(2022年10月1日時点。法人・団体・間接構成員含む)

この『AlisCoop』の活動を通して、ライバーの魅力はもちろんのこと、その可能性にも目を向けていただければ幸いです。

実現したいこと
日本初(※)のライバー事業協同組合を設立し、
自由で楽しく、安心できるライバー業界をつくります。

「協同組合」とは、共通の事業に取り組む人たちが集まって組合員となり、お互いの事業のために助け合う相互扶助の組織。

それぞれの知識やアイデア、技術を出し合って、より自由で楽しく、安心して活動に取り組めるライバー業界をつくります。

ライブ配信の世界で、AlisCoopが果たしていく役割は、大きく分けて4つあります。

全国のライバーとのネットワークを活かした共同企画・宣伝
取引先や事務所との適正なルール作りをはかる団体協約
ライバーの活動のチャンスを広げる広報・宣伝
AlisCoop・ライブ配信業界の意志結集をはかり、業界として社会を動かす代表機能

本気で挑む配信者にとって、今すぐにでも必要な機能を、着実に果たしていきます。

▼わたしたちの目指す機能発揮の姿がマンガになりました!▼

▶︎詳しくはコチラ:https://aliscoop.com/story/

ほかにも、
配信がもっと楽になるような新しいサービス提供
まだまだ知られていない層へ訴求する市場開拓……
協同組合だからこそできることはいっぱいあります。

AlisCoopはライブ配信者(ライバー)業界で初の事業協同組合設立をめざしています。
しかしながら、行政からの設立認可を得て本格的に踏み出すには、まだまだ事業基盤が一歩及びません。
わたしたちの仲間にも、資金や基盤が十分でない方も多くいらっしゃいます。

今回のクラウドファンディングでは、『AlisCoop』の設立に向けた準備資金を、皆様にご支援いただきたいと考えています。 

※「日本初」の表記について:事業協同組合において類似の前例がない旨を、
・中小企業組合制度を所管する埼玉県中小企業団体中央会との面談にて確認(2021年2月22日)

同種の事業形態を表す名称の協同組合がない旨を、
・国税庁法人番号公表サイト(2021年1月1日~2022年10月5日に法人番号が指定された全協同組合の名称の調査)
において確認済です。

プロジェクトの実施理由

わたしたち準備会会員は、これまでそれぞれの立場で、人同士の繋がり、温かさを届け、誰かの大切な居場所をつくる「ライバー」という存在にかかわり、実践してきました。

具体的には、わたしたちの前身ともいえるライバーコミュニティ『Coyu.Live』。事務所やネットワークとは違うかたちで、ライバー同士が支えあい、つながりを楽しむ組織として、およそ7年にわたって運営・交流を続けています。

Coyu.Liveという場を通じて切磋琢磨し、創意工夫をこらして活動に取り組むライバーの姿を見ていると、「ライバーって、本当にすごい。」と思わずにはいられませんでした。

一方で、Coyu.Liveでは大きな問題にも直面しました。

たとえば、2022年の動画投稿界を大きく揺るがす大論争となった、Coyu.Live所属ライバーによる「ゆっくり茶番劇」商標登録問題

多くの方に愛される「ゆっくり」を私物化しようとした所属ライバーに対し、わたしたちは厳しく指導を行ってきました。
みなさまの応援もあり、「ゆっくり茶番劇」の商標権は放棄されましたが、あらためてライバーにとってのコンプライアンスなどに目を向けざるを得ない、手痛い経験となりました。


周囲を見渡せば、個人だけでなく、事務所に所属する「企業勢」ライバーさんをめぐるトラブルも多発しています。ライブ配信の世界は、志ある人が本気で挑む「業界」として、まだまだ未成熟な部分が多いと感じます。

そもそも、多くのライバーは「個人事業主」という立場にありますが、働くうえでの必要な保護・保障を受けられず、取引先等からの不利な条件を受け入れざるを得ないケースも存在します。また、ライバー個人の知名度・人気に依存した収益構造上、ライバーの負担は重く、また業界全体としてのノウハウの蓄積・共有も十分でないことなど、事業主としての経営課題は山積しているといえます。

これらの課題を打開するには、個人ライバー、事務所所属の「企業勢」を問わず、本気で挑むすべてのライバーが結集し、ライバーという職業をもっと安心できるものに変えていく必要があると考え、「全国ライブ配信協同組合」(仮称。当会と組合を総称して「AlisCoop」といいます)の設立を決意するに至りました。

現在、イベントの開催や独自のFMラジオ番組運営などの活動を通じて、ライバー文化の振興をはかりつつ、志を同じくしていただけるライバーのみなさまを発起人として募集しています。

これまで、ライバーに関する国民的議論を喚起するための「ライバーズフォーラム」を開催したほか、専門学校の特別講義にAlisCoopとして登壇するなどの活動を展開してきました。


活躍するVTuberのみなさんをお招きし、その魅力を発信するFMラジオ「Vカフェ!」を月二回放送しています。

「AlisCoop全配信協presents Vカフェ!」
公式ウェブサイト: https://v.cafe/


資金の使い道

目標額の50万円に達するまで、いただいた支援金は以下の用途に使用させていただきます。

設立出資金(企業の資本金に相当):約40万円(※)
CAMPFIRE手数料:約8万円
リターン制作費用・交通費等:約2万円~

目標金額を上回った場合、用途を明確にしたストレッチゴールを適宜設定し、上述諸経費を差し引いた金額を新組合の活動資金に充てさせていただきます。

※:ライバーである「設立発起人」が新組合に出資する出資金に、所定のスキームにより充当します。プロジェクトを支援しても組合員資格は得られません。

リターンのご案内

合計23種類の返礼品をご用意しております。

※複数種のリターンの設定があるプランについて、ご不要なものがありましたら「備考欄」にてお申し出ください。
※各種デジタルデータはGoogleドライブまたはDropboxにてお送りいたします。
※音声データはmp3、動画データはmp4ファイルにてお送りいたします。

実施スケジュール

2022年12月  デジタルリターンのご提供を順次開始

2023年3月  全国ライブ配信協同組合創立総会・設立認可申請(予定)
設立時点では組合員・会員数50名程度(間接構成員をのぞく)をめざします。

2023年5月~ リターン提供を順次開始

※所属ライバー指名制のリターンにつきましては、提供開始時期以降にメールにてご連絡いたします。
2023年5月時点での所属ライバーをご案内いたしますので、ご希望のメンバーをご指名ください。

さいごに、ご支援のお願い
理事長メッセージ:代表理事を務めます大津政俊です。Coyu.Live事務局長というほうがわかりやすい方もいるかもしれませんね。AlisCoopは日本初となる、ライバーの、ライバーによる、ライバーのための協同組合です。全国に数多くいるライバー。そのライバーの業界を、ライバーみずからで日本全体に広め、確立していくため、皆様の応援をいただきたいと思います。是非よろしくお願いします!

会長メッセージ:協同組合は、ライバー自身がライブ配信の世界をつくる手段です。こんにちは、AlisCoop会長理事の上永顕理です。

わたしたちが株式会社や社団法人、NPOなどではなく「協同組合」というあり方にこだわっているのには理由があります。

それは、当事者自身が参加・運営し、その成果を当事者自身が受け取れる仕組みだからです。
ほかの組織形態では、参加・経営するために多額の費用を必要としたり、経営陣として戸籍名を公表したり必要があります。
しかし、AlisCoopには事業者であればだれもが平等に参加することができ、活動名のまま役員として活躍することもできます。

組織体を当事者が所有し、運営し、利用するという組織形態や、一人一票の民主的原則は、近年注目を集めているDAO(分散型自律組織) と通じるともいわれ、「古くて新しい」組織のあり方として関心が寄せられています。
わたしたちのこの取り組みも、インターネットの可能性をいっそう開花させ、もっと良い未来を築くものになると確信しています。

そしてなにより、この新しいムーブメントには、ぜひリスナー・ファンのみなさまにも加わっていただき、ともにライブ配信の世界をよりよくしていきたい。それが今回、クラウドファンディングというかたちでプロジェクトを立ち上げた理由です。

もっと自由で、もっと安心できる、もっとおもしろい。
そんなライブ配信の新しい世界を、ライブ配信にかかわるすべての方との協同でつくりあげていきます。

ライバーの未来は、誰かにまかせるんじゃなく、ライバー自身と、支えてくださるリスナーのみなさまとの二人三脚でつくっていきたい。
わたしたちはそう考えています。

ぜひご一緒に、ライブ配信の新しい時代をつくっていきましょう!

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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